「何かのサブスクに登録した覚えはあるけれど、どこで契約したか思い出せない」
「解約したいのに、どこを押せばいいのか分からない」
そんなふうに感じたことはありませんか?
サブスク(サブスクリプション、定期購入)は便利な反面、契約した場所や解約の操作が分かりにくく気づかないうちに支払いが続いてしまうことがあります。
国民生活センターも、「980円でお得に試せる、定期縛りなし」といった広告でダイエットサプリを申し込ませ、解約するまで続く定期購入で気付かぬうちにずっとお金を取られていた。
という事例を紹介しており注意を呼びかけています。
この記事では、自分が契約しているサブスクの見つけ方からiPhone・Androidそれぞれでの解約手順、解約できない・請求が続くといったトラブルに遭ったときの相談先までを順番に解説します。

アプリを消したので、契約もきれいさっぱり消えていますよね?

残念ながら、消えたのはホーム画面のアイコンだけです。一度契約したものは管理画面から個別に解約しましょう。
契約した覚えのないサブスクの見つけ方
何のサービスの請求か分からないまま支払いが続いていた、という経験は決して珍しくありません。
まずは自分が今どんなサブスクに契約しているかを確認するところから始めましょう。
クレジットカード明細から探す
クレジットカードやスマホのキャリア決済の利用明細は契約元を探す手がかりになります。
サービス名がそのまま表示されないこともある(提供している会社名や料金を回収している代行会社の名前の場合もある)ため、身に覚えのない請求は金額や請求日から契約したサービスを推測し分からなければカード会社に問い合わせましょう。
Apple・Googleの管理画面で一覧確認する
iPhoneのアプリ経由で契約したサブスクは、「設定」アプリの「サブスクリプション」画面にまとめて表示されます。
詳しい手順はAppleサポート「Appleのサブスクリプションを解約する必要がある場合」で、実際の画面とともに案内されています。
Androidで契約したサブスクは、「Google Play」アプリの「定期購入」画面から確認できます。
詳しい手順はGoogle Playヘルプ「Google Playの定期購入を解約する」で、実際の画面とともに案内されています。
ただし、ここで確認できるのはそれぞれApp Store・Google Playの課金を通じて契約したサブスクだけです。
通信事業者(携帯会社)やその他のプロバイダ(amazon・paypayなど)を通じて登録したサブスクリプションはこの一覧の対象外であり該当する事業者へ直接問い合わせる必要があます。
Google公式ヘルプ「Google Playの課金システムと代替の課金システムについて」も、代替の課金システムで契約したアプリの定期購入は、Playの定期購入センターには表示されないと説明しています。「一覧に出てこない=契約していない」とは限らない、という点は覚えておいてください。
まず確認すること
- クレジットカード明細
- iPhoneの「サブスクリプション」画面(Apple)
- Androidの「定期購入」画面(Google)

一覧に出てこない! これは契約していないということで、安心していいですか?

安心するのは、あと一歩です。Apple・Google以外で契約したサブスクは一覧に表示されないことがあります。カード明細や契約先も確認しましょう。
iPhoneでサブスクを解約する手順
「設定」からサブスクリプション画面を開く
- 「設定」アプリを開く
- 一番上の自分の名前をタップする
- 「サブスクリプション」をタップする
対象を選んで解約する
- 解約したいサブスクをタップする
- 「サブスクリプションをキャンセル」をタップする
- 確認画面の内容を確認し、解約を確定する
Androidでサブスクを解約する手順
Google Playアプリから定期購入の画面を開く
- 「Google Play」アプリを開く
- 右上のアカウントアイコンをタップする
- 「お支払いと定期購入」→「定期購入」の順にタップする
対象を選んで解約する
- 解約したい定期購入をタップする
- 「定期購入を解約」をタップする
- 画面の指示に従って解約を確定する
解約前に知っておきたい注意点
アプリを削除しただけでは解約にならない
スマホからアプリを削除(アンインストール)しても、サブスクの契約自体は解約されません。
Google公式ヘルプも、アプリを削除するだけでは定期購入は終了しないと明記しています。
解約したい場合は、必ず前述の「サブスクリプションをキャンセル」「定期購入を解約」の操作を行いましょう。
解約しても利用期間の終了日までは使える
解約の操作をしても、その場ですぐに使えなくなるわけではありません。
原則として、現在の請求期間の終了までは引き続き利用できます(日割りでの返金ではありません)。
ただし、この扱いは契約内容によって異なる可能性があるため、不安な場合は契約先の案内も確認しましょう。
また、無料または割引価格のトライアル期間中のサービスを解約する場合は、トライアル終了日の少なくとも24時間前に解約しないと、自動的に通常価格での契約に切り替わってしまうので注意しましょう。(Apple公式サポートより。無料または割引のトライアルが対象です)
なお、前の章で触れたとおりApple・Googleの管理画面に表示されるのはそれぞれの課金を通じて契約したサブスクだけです。表示されないサブスクがある可能性は念頭に置いておきましょう。

じゃあ解約ボタンを押した瞬間、もう使えなくなるんですか?

いいえ、多くの場合は今の請求期間が終わるまで使えます。日割りで返金されるわけではないので慌てなくて大丈夫ですよ!
解約できない・請求が続くときの相談先
事業者へ問い合わせる前に確認すること
解約したはずなのに請求が続いている、解約の電話がつながらない、といったトラブルは珍しくありません。
国民生活センター「消費者トラブルFAQ」には、「解約したのに引き落としが続いている」「事業者に解約の電話がつながらない」といった多く相談が寄せられています。
事業者に問い合わせる際は、解約完了メールなど、解約手続きをした証拠を確認してから連絡しましょう。
電話での解約に限定されていて繋がらない場合は、メールなど他の連絡手段がないか探すことも案内されています。

解約したはずなのに、また同じ金額が引き落とされていました…

まずは解約完了メールや画面が残っていないか確認しましょう。無ければ、サービス事業者に問い合わせるところからです。
それでも解決しないときの公的な相談窓口
相談先は、状況に応じて次の2つに分けて考えましょう。
- クレジットカードに見覚えのない請求があり、事業者の連絡先が分からない場合、まずクレジットカード会社に相談する
- サービス事業者との間で解決しない、あるいは相談先に迷う場合は、消費者ホットライン「188(いやや)」に電話する。
お住まいの地域の消費生活センターにつながり、土日祝日も(年末年始を除き)ほぼ毎日利用できる。相談自体は無料だが、つながった窓口との通話料は別途かかる
解決しないときの相談順序
- サービス提供事業者
- クレジットカード会社
- 消費者ホットライン「188」

事業者に連絡しても解決しません。もうどうしたらいいの・・・

そんなときは消費者ホットライン「188」です。お住まいの地域の窓口につないでもらえますよ。
この記事では主にApple(App Store)・Google Play経由のサブスクを扱いました。携帯電話料金と合算して支払う「キャリア決済」など、他の支払い方法での確認・解約方法は別記事で詳しく解説する予定です。
まとめ
サブスクは「どこで契約したか」忘れてしまいがちですが、Apple・Google経由で契約したサブスクならそれぞれの管理画面から確認できます。
クレジットカードの明細は契約元を探す手がかりとして役立ちます。
Apple・Google経由の契約ならそれぞれの管理画面から数ステップで解約手続きを進められます。
しかし「アプリを削除しただけでは解約にならない」点には注意しましょう。
もし解約できない、請求が続いているといったトラブルに遭ったらまずは証拠を残したうえで事業者やクレジットカード会社へ確認し、それでも解決しない場合は消費者ホットライン「188」などの公的相談窓口へ相談してください。
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